さらだたまこの小玉林

いつかはきっと大希林を目標に言葉を磨く小玉林のことのは帖

2010-01-01から1年間の記事一覧

「つもり違い十ヶ条」

ふと立ち寄った割烹の洗面所の壁に貼ってあった。 そういえば、金沢で治部煮を食べた店にも貼ってあった。 読んで感心してるうちに、つい長居をしてしまうではないか! 一 高いつもりで 低いのは 教養 二 低いつもりで 高いのは 気位 三 深いつもりで 浅いの…

享年○歳という表現も!

人が亡くなったとき、何歳だったという意味で、「享年○」という言い方がある。 この場合、歳はつけないというのが常識だったが、最近は享年○歳という表現をよく聞く。 で、調べてみると、 享年○というときは数え年。 今年中に満で90歳になる人が、亡くなっ…

人口に膾炙するってことが・・・

いい大人が間違った言葉遣いをしていると、恥ずかしい。 でも、結構無意識に間違ったまま、話していることがある。 放送作家という仕事柄、言葉には敏感になるけれど・・・しかし、間違った言葉も、人口に膾炙すれば、 正しい言葉として認知される。例えば、…

会話につまったときの呪文です

元NHKのベテランアナウンサーから教わったとっておき。 初対面の人とか、なんとなく取っつきにくい人と会話しなきゃいけないとき。 間が持たなくて困りますよね。 でも、そんなときは「キドニタテカケシ」 木戸に何かを立てかけるんじゃなく、会話のキー…

ぎなた読み

句読点の打ち方で意味が変わる面白さ。それをぎなた読みといいます。これは寺子屋で読本の時間に、「弁慶が薙刀を持って」と読むところを、「弁慶がな、ぎなたを持って」と読んだ小僧さんの逸話によるもの。 区切るところを間違えると意味が違ってきます。 …