さらだたまこの小玉林

いつかはきっと大希林を目標に言葉を磨く小玉林のことのは帖

進捗する小玉林で、リファーラル

 ご無沙汰してます。

世の中、いろんな発信ツールがあるのでちと、放っておいたこのブログ。
反省して、また書きます。

気になる言葉について。書き綴っていきます。

今日は「リファーラル」
綴りは
referral

意味は、「参照, 照会, 差し向け, 委託, 付託」
なのですが、主に、ビジネスシーンで、紹介・推薦の意味で
使われます。

パーティとかで、人を紹介するintroduce  とは違う、
「この人は信頼おける人です」という紹介者からのお墨付きを含んだ
紹介です。

身近なことでいうと、かかりつけのお医者さんに精密検査のための
大きな病院を紹介してもらうような場合ですね。


Thank you for your referral to this hospital.

みたいな言い方ができます。

 

よく、論文などの最後に、
reference(レファンス)といって、参考文献をのっけてますが、
ミュージアムの資料室などはレファレンスルームと言いますね。
また、資料を検索・閲覧出来るサービスをレファレンスサービスと言ったり。
あ、そうそう、reference にも、紹介・身元保障といった意味もあります。

ところで、動詞はrefer(言及する、参照する、紹介する、任せる)
言及には責任があり、信頼があっての紹介、お任せなのだと。

元々ラテン語のreferre(元へ運ぶ)が語源で。
re-(後へ、元へ)+ferre(運ぶ) という成り立ちです。

référer (仏語)
riferire(伊語)
referir(スペイン語
verweisen(独語)

ドイツ語は、ラテン系でないのがよくわかります。

てなことで。