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さらだたまこの小玉林

いつかはきっと大希林を目標に言葉を磨く小玉林のことのは帖

享年○歳という表現も!

人が亡くなったとき、何歳だったという意味で、「享年○」という言い方がある。
この場合、歳はつけないというのが常識だったが、最近は享年○歳という表現をよく聞く。
で、調べてみると、
享年○というときは数え年。
今年中に満で90歳になる人が、亡くなったら数えで享年91という。
でも、それだといまどき、満年齢でいう方が一般的なので、その人が、まだ誕生日前なら89歳なので、この場合は享年89歳というのが一般的になっているという。
なーるほど、それで違和感が解けた。


でも、私は、ずっと、資料など書くときに満年齢で享年○と書いてきたので、えー、間違ってた?
としごく焦りましたね。
でも、国立国語研究所のサイトには、満年齢が適当で、享年○、あるいは享年○歳という言い方も間違いではないと書いてあります。
うーん、つまりこの表現に関して、正解はファジーで、誰かに小姑なことを言われたら、このサイトの答えで応ずるしかないですね。


そもそも、言葉というのは、何が正しいとかそういう決まりは、後付けで、人口に膾炙(かいしゃ)することで、時代とともに変わってくるのです。
人口に膾炙するとは、ようするに大勢の人がそれを当たり前のように使うようになれば、一般的な言葉の使い方として、認知されるということです。
なので、享年○歳も人口に膾炙したら、歳をつけて満でいうのが一般的になっていくのかもしれません。