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さらだたまこの小玉林

いつかはきっと大希林を目標に言葉を磨く小玉林のことのは帖

アマポーラと虞美人草

 アマポーラって素敵な歌ですよね。昔、ジュリー(沢田研二さん)がしっとり軽やかに歌ってましたが、元々はスペインのソングライター、ホセ・M・ラカーリエが作詞作曲した歌。アマポーラは、真っ赤なひなげしのこと。この歌はロバート・デ・ニーロ主演の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の主題歌として有名になりました。ひなげしは、ヨーロッパでは、ドライブに出掛けた沿道で、春先から初夏にかけて、わりと見かける花です。どこかから風に乗って種が飛んできて、いつしか咲い・・・・・・そんな感じでこじんまりと群生してますね。
 さて、ひなげしは中国名で虞美人草。中国の歴史上の絶世の美女である「虞美人」にたとえた名前だそうです。漱石は花屋の前を通りかかったとき、ふと目についた赤いひなげしに触発され、名作「虞美人草」のタイトルを思いついたとか。可憐な赤い花は女性の脣のイメージでしょうか? 最近はハッとする赤い脣をした女性がめっきり少なくなりました。